1:最速ニュース+な みつを ★ 2018/02/28(水) 17:07:21.21 ID:CAP_USER9
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011345881000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_037
2月28日 11時14分
アメリカの主要メディアは、北朝鮮からシリアに向けて化学兵器の製造に関わる機器が輸出されたとする国連の調査結果を伝え、アメリカ国務省の報道官は、北朝鮮が、制裁などによる締めつけが強まる中で資金稼ぎのため、化学兵器の拡散などを巧妙に進めるおそれがあると懸念を示しました。
アメリカの主要メディアは27日、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の実施状況を調べる専門家パネルが、北朝鮮から、化学兵器の使用が疑われるシリアに向けて、化学兵器の製造に必要な特殊な機器が輸出されたとする調査結果をまとめたと伝えました。
それによりますと、これらの物資は、2012年から去年までに中国の貿易会社などを介して、ひそかにシリアに送り込まれ、化学兵器関連の施設では北朝鮮技術者の目撃情報も寄せられているということです。
この報道について、アメリカ国務省のナウアート報道官は27日の記者会見で、「以前から懸念していたことだ。北朝鮮は、状況が困難になるにつれ、より巧妙で悪質な手段を選ぶだろう」と述べ、北朝鮮が、制裁などによる締めつけが強まる中、核開発の資金稼ぎのため、化学兵器の拡散などを巧妙に進めるおそれがあると懸念を示しました。
そのうえで、ナウアート報道官は、大量破壊兵器の拡散などを防ぐためには北朝鮮に核開発を放棄させることが必要だとして、圧力を継続する姿勢を強調しました。
米に対抗 軍事面で強い結び付き
北朝鮮とシリアは1966年に国交を樹立しました。
ともにアメリカに対抗する立場から、軍事面での結び付きが強く、北朝鮮からシリアへの核・ミサイル分野での技術協力や武器輸出の疑いが絶えず指摘されてきました。
2007年、イスラエルによるシリアの核施設の空爆では、北朝鮮から派遣されていた10人が死亡したと見られています。
その翌年、アメリカ政府は、シリアの核施設の建設に北朝鮮が協力していたとして、両国の当局者がシリアで面会した際に撮影されたとする写真を公開しました。
2009年には、ギリシャの港に立ち寄った貨物船から、化学兵器に関連すると見られる薬品が見つかり、ギリシャ政府は、北朝鮮がシリアに輸出しようとしたものと見て国連に報告しました。
一方、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、2013年、ピョンヤンを訪問したアサド政権の与党バース党の代表団と会談しました。
また、アメリカがアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃した去年4月にも、キム委員長はバース党の創立記念日に合わせて祝電を送り、「共同闘争の中で結ばれた両国の友好と協力関係は引き続き強化される」と強調していて、両国はその後も記念日のたびに最高指導者の名前で祝電を交わし続けています。

2月28日 11時14分
アメリカの主要メディアは、北朝鮮からシリアに向けて化学兵器の製造に関わる機器が輸出されたとする国連の調査結果を伝え、アメリカ国務省の報道官は、北朝鮮が、制裁などによる締めつけが強まる中で資金稼ぎのため、化学兵器の拡散などを巧妙に進めるおそれがあると懸念を示しました。
アメリカの主要メディアは27日、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議の実施状況を調べる専門家パネルが、北朝鮮から、化学兵器の使用が疑われるシリアに向けて、化学兵器の製造に必要な特殊な機器が輸出されたとする調査結果をまとめたと伝えました。
それによりますと、これらの物資は、2012年から去年までに中国の貿易会社などを介して、ひそかにシリアに送り込まれ、化学兵器関連の施設では北朝鮮技術者の目撃情報も寄せられているということです。
この報道について、アメリカ国務省のナウアート報道官は27日の記者会見で、「以前から懸念していたことだ。北朝鮮は、状況が困難になるにつれ、より巧妙で悪質な手段を選ぶだろう」と述べ、北朝鮮が、制裁などによる締めつけが強まる中、核開発の資金稼ぎのため、化学兵器の拡散などを巧妙に進めるおそれがあると懸念を示しました。
そのうえで、ナウアート報道官は、大量破壊兵器の拡散などを防ぐためには北朝鮮に核開発を放棄させることが必要だとして、圧力を継続する姿勢を強調しました。
米に対抗 軍事面で強い結び付き
北朝鮮とシリアは1966年に国交を樹立しました。
ともにアメリカに対抗する立場から、軍事面での結び付きが強く、北朝鮮からシリアへの核・ミサイル分野での技術協力や武器輸出の疑いが絶えず指摘されてきました。
2007年、イスラエルによるシリアの核施設の空爆では、北朝鮮から派遣されていた10人が死亡したと見られています。
その翌年、アメリカ政府は、シリアの核施設の建設に北朝鮮が協力していたとして、両国の当局者がシリアで面会した際に撮影されたとする写真を公開しました。
2009年には、ギリシャの港に立ち寄った貨物船から、化学兵器に関連すると見られる薬品が見つかり、ギリシャ政府は、北朝鮮がシリアに輸出しようとしたものと見て国連に報告しました。
一方、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、2013年、ピョンヤンを訪問したアサド政権の与党バース党の代表団と会談しました。
また、アメリカがアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃した去年4月にも、キム委員長はバース党の創立記念日に合わせて祝電を送り、「共同闘争の中で結ばれた両国の友好と協力関係は引き続き強化される」と強調していて、両国はその後も記念日のたびに最高指導者の名前で祝電を交わし続けています。

【【WAR】北朝鮮がシリアに軍事支援していたことが発覚「すでに拡散が始まっていた」】の続きを読む